DJIの新製品についてのリーク情報がささやかれていましたが、ついに2023年9月19日に、DJI公式からティーザーが公開されました。
ほら、超ビッグな存在感
2023年9月25日
日本時間 22:00に情報解禁🔥
通知をオンにする🔗👉 https://t.co/YGetT5IWSs pic.twitter.com/Z6sihEXq7S— DJI JAPAN (@DJIJAPAN) September 19, 2023
ここでは、すでにリークされている情報をまとめるとともに、現行の機種との比較を紹介していきます。
次に発売される新製品は?
Mini 3 Proの後継機(Mini 4 Pro)となる可能性が高い
DJIのドローン新製品について、数々のリーク情報を取り扱ってきた情報元が、Mini 3 Proの後継機(以下Mini 4 Pro)のリーク情報を発信しています。
かなり具体的な情報なので、次のDJIドローン新製品はMini 4 Proである可能性が高そうです。
したがって、本記事ではMini 4 Proについてのリーク情報をまとめております。
Pocket2の後継モデル(以下Pocket3)の情報も
Mini4 proとは別に、Pocket2の後継モデル(以下Pocket3)が発売される予定もあるようで、
同じく外観や製品仕様についてのリーク画像が出回っています。
Pocket3に関する情報は今後まとめる予定です。
直近で発表・発売された新製品は?
DJIから直近で、2つの新製品が発売されています。
Osmo Action 4
Mini 4 Proはどんなものになる?
製品の外観は?
Once again hiding in plain sight. #Mini4pro can literally look around the corner! Is there even anything left to discover? pic.twitter.com/KFbZTmN5al
— Jasper Ellens | DJI Flight Club (@JasperEllens) September 21, 2023
機体・送信機ともに現行のMini3シリーズを踏襲しており、大きな変更点はなさそうです。
一点取り上げるとするならば、機体の上部に後ろ向きのビジュアルセンサーのようなものが確認できます。
若干斜めに配置されており、左右方向の障害物も検知する仕様になっている可能性があります。
スペックの変更点は?
Release in Sep 15th? pic.twitter.com/qZc6GY71JX
— OsitaLV (@OsitaLV) September 4, 2023
パッケージのリーク画像が出ており、以下の性能を搭載していると考えられます。
飛行時間34分
最大飛行時間はMini3 Proと同じ34分になるようです。
4800万画素(48MP)撮影
静止画の解像度もMini3 Proと同じ4800万画素(48MP)になるようです。
4k100fpsのスロー撮影
4K100fpsでの撮影に対応し、スローモーションの撮影でより高解像度を選択できるようになりそうです。
Mini3 ProではFHD120fpsの対応でしたので、大きく性能が向上しております。
ポートレートモード
ポートレートモード(縦撮影)にも引き続き対応予定です。
ウェイポイント飛行
Miniシリーズでは初となる、ウェイポイント飛行に対応するようです。
あらかじめマップ上で通過点(ウェイポイント)を設定すると、その点を通過して飛行していくため、再現性の高い飛行が可能です。映像制作だけではなく、土木建築系の記録撮影においても役立つ機能です。
最大映像伝送20km(日本では10km)
映像伝送システムには、Air3に搭載されているO4方式が採用されるようです。日本では最大10kmまでの映像伝送が可能であり、Mini3 Proでは最大8kmであったため、こちらも性能の向上が見込まれます。
発売日&価格は?
発売日について
商品 | 予約開始 | 出荷開始 |
---|---|---|
DJI Air3 | 2023年7月25日 | 2023年7月25日 |
Mavic3 Pro | 2023年4月25日 | 2023年5月9日 |
DJI Mini3 | 2022年12月9日 | 2022年12月14日 |
Mavic3 Classic | 2022年11月2日 | 2022年11月2日 |
DJI Mini3 Pro | 2022年5月10日 | 2022年5月20日 |
DJI Air 2S | 2021年4月15日 | 2021年4月16日 |
DJI Mini2 | 2020年11月5日 | 2020年11月12日 |
Mavic Air2 | 2020年4月28日 | 2020年5月12日 |
上記は主なDJI製品の一覧です。
Mini 4 Proの発表日・発売日は、9月末頃・10月中頃ではないかと予想します。
根拠としては以下の通りです。
価格について
Mini 4 Proの販売価格は、ユーロ建価格のリーク情報、上位モデルの価格との兼ね合いを考慮して、以下のようになると予想しています。
◆Mini 4 Pro単品(送信機画面あり)・・・125,000円
◆Mini 4 Proコンボ(送信機画面なし)・・・150,000円
◆Mini 4 Proコンボ(送信機画面あり)・・・165,000円
Mini 3 Pro / Air 3との比較!Mini 4 Proを待つべきか?
Air 3 vs Mini 4 Pro→待つ必要はない
Air3と比較すると、カメラ構成と飛行性能に大きな差があります。
カメラ構成については、中望遠レンズが必要かどうかという点が大きいです。撮影の幅が大きく広がるという意味では、使用感に大きな差が出るかと思います。
飛行性能については、過去の機体にも言えることですが、機体の重量が及ぼす影響が非常に大きいです。これは机上の性能のみで測れるものではなく、実際の飛行においての安心感・安定感が全く違います。飛行時間や最大飛行速度にも差があります。また通信距離においても、搭載されるアンテナの数が原因で、実際の性能には差があるのではないかと考えています。
したがって、Air3の購入を検討している方は、Mini4 Proの発売を待つ必要はないのではないかと感じます。
Mini 3 Pro vs Mini 4 Pro→待つことを検討しても良い
Mini3 Proと比較すると、飛行性能や撮影品質に違いがあります。
【4k100fpsのスロー撮影】【ウェイポイント飛行】【最大映像伝送20km(日本では10km)】に魅力を感じる方は、Mini4 Proの発売を待ってもよいと思います。一方でいつ発売になるか・本当に発売されるのか現時点では確定情報でないため、Mini3 Proを入手することを検討してもよいと思います。
ライトユーザーの場合は、上記の変更点はそれほど魅力的であるとも思えません。どちらかといえばマイナーアップデートといえる性能のため、価格が安い点やすぐに手に入る点から、Mini3 Proを購入して問題ないと思います。
まとめると、Mini 3 Proの購入を検討していて、できるだけ安く買いたいと考えていたり、早く手に入れたいと考えていないのであれば、Mini 4 Proの発売まで待ってもよいかもしれません。
ちなみに、すでにMini3 Proを所有している方は、買い替えるほどの変化ではないと思います。