奈良発ブランドbenchの代表作「BENSAN」着用レビュー

みなさん、こんにちは。

先日、奈良県発のアパレルブランドbenchの代表作「BENSAN」を購入しました。
このブランド1年ほど前に知り、ずっと気になっていたブランドでした。
特に奈良にゆかりがあるわけではありません。小学校の修学旅行で一度訪れた記憶があるくらい。
それでもbenchのアイテムを試してみたいと言う気持ちが続いていたのには以下のような理由がありました。

・アイテムの見た目が好みだった
・便所サンダルをファッションアイテムに昇華したというインパクトがあった
・地場産業を盛り上げたいというマインドに対するシンパシーをもった

今回は、このアイテムを着用しての感想を共有していきます。

BENSANの製品外観

インターネットで購入し、こんな箱で到着。


benchのブランドロゴが刻印されています。これを見ただけでもテンションがぐっと上がりました。ただのプリントではなく、エンボス加工がされているところからブランドのこだわりを感じます。

今回購入したのは、BENSAN-D SABOT SHARK SOLEのブラック。

核になるサンダルは、耐久性や耐水性、抗菌性に優れたPVC(ポリ塩化ビニル)で作られています。病院や学校といった公共施設で長く重宝されてきた素材とのこと。かかと部分の文字をみれば、見覚えのある人も多いはず。

こちらは奈良県のニシベケミカル社で製造されたもので、40年ほどにわたって便所サンダルをつくって全国へ販売し続けているとのこと。

クッション性やグリップに優れたシャークソールからは、モダンな雰囲気も感じますね。

爪先には本革をあしらい、保温性も確保。長く履けば経年変化を楽しむこともできます。
僕は、つま先が木靴のように丸みを帯びたこのデザインがとても好みで、ビルケンシュトックの同様の型のものを愛用していました。
このモデルが発表された瞬間、正直かなりトキメキました。

実際に着用してみての感想

どんなコーデでも合わせやすい!

デニムやチノパン、ワイドパンツからスキニーパンツまで、どんなコーデにもあわせやすくヘビロテ必至です。今回は冬らしくワイドなコーデュロイパンツをあわせてみました。

便所サンダルをベースにしているからといって奇抜さはほとんどなく、それでいて存在感がしっかりあるので、シンプルなファストファッションでも個性的なコーディネートでもしっかりとなじみます。
靴下が見えやすいので、お気に入りの靴下を見せつけることもできます。こちらではシンプルに白ソックスです。

また、サンダルの幅がそれほど広くないため、可愛らしい印象になりすぎないのもポイントです。

長時間歩いても疲れづらい

サンダルは長時間歩くのには不向きというイメージがありましたが、BENSANは履き心地抜群で1日外で過ごしていても問題なし。スニーカーを履いて過ごしているかのような感覚になれます。

BENSANは奈良のスピリットの結集!

BENSANはデザイン性と機能性に優れた製品だと感じました。季節ごとにリピートしたいと思わせられるプロダクトです。

また、地場への貢献という素晴らしいビジョンをもったブランドの製品。ぜひ多くの方に試していただきたいです。

購入時の注意点

痛いと感じないためにはサイズ感に注意!

ネットで実際に購入した方の中には、「痛いからはかなくなった」という声がちらほら。

私が思うに、痛いと感じる場合のほとんどはサイズ感が原因だと思います。

結論から言うと、ベンサンはかなり小さめのつくりになっています。

 

私が普段履くスニーカーは26cmもしくは26.5cmですが、今回購入したXLサイズ(26.5-27cm)でサイズ感はかかとギリギリ。

特に甲高の方や幅が広い方は注意が必要です。

 

本記事でレビューしている以外の型でも、ベースになっているサンダルのサイズ感は似ています。

痛みを感じることなく履くためには、ジャストサイズではなく、いつもより1サイズ大きなものを選んでください。

春夏と秋冬で着用モデルは分けたほうが良い

今回の購入モデルは秋冬のものですが、つま先部分にレザーがあるため歩くと熱はたまりやすいです。つまり1年を通して履けるようなものではないです。

春夏にはつま先があいたモデルを別に購入したほうが良いと思います。

BENSANは奈良のスピリットの結集!

BENSANはデザイン性と機能性に優れた製品だと感じました。季節ごとにリピートしたいと思わせられるプロダクトです。

また、地場への貢献という素晴らしいビジョンをもったブランドの製品。ぜひ多くの方に試していただきたいです。

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